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XLR号はシリンダー内側に傷があるため、排気中にカーボン、オイルが多量に含まれてしまっています。そんなわけで排気管内部はカーボンがびっしりこびり付いております。こいつを除去できないかとネットで調べると、いい方法が紹介されていました。家庭用のパイプ洗浄剤です。
さっそく¥100ショップで「パイプクリーナー」を購入。水酸化ナトリウム1%水溶液で、強アルカリで油分や毛髪等を溶かしてしまう商品のようです。排気管内側の付着物はカーボンとオイルの混ざったものなのでこれは期待できます。
かつてXLR号で使用していた消音器を実験台にします。「パイプクリーナー」を丸ごと投入し、満水になるまで水を加えました。これで一晩放置。(写真(1))
翌朝、見るとなんと真っ黒な水がバケツ一杯になっているではないですか。(写真(2)) どうも漏れ出したようです。漏出しないようにに消音器の尻にゴム栓で蓋をしてシーリング材で密封しておきました。それとは別に2か所小さな穴が開いていたので、これはマフラーパテで補修しておいたのです。ゴム栓の方は無事(写真(3))で、パテの方がすっかりなくなっていました。(写真(4))「パイプクリーナー」はマフラーパテを侵すようです。
真っ黒な水が出てきたと言うことは「パイプクリーナー」が排気管内部の洗浄に有効であることが実証されました。ただ、マフラーパテは使えません。ここもシーリング材で塞ぎますかね。
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